【SMTOWN LIVE 2019 IN TOKYO】行ってきたよ!/2日目・3日目

ああいけない、早く書かないと記憶がどんどん風化してしまう…!毎日良くも悪くも刺激的な情報が(あ、これは皮肉です、SMEのおかげで)次々もたらされるので、早く書かないと忘れちゃう!1日目に続き、2日目、3日目のSMTOWN振り返りです。

 

 

 

 

2日目/私を立ち直らせるもの

 

初日のジョンデショック(ジョンデペンにとっては、後世まで語り継ぎたい事件です…)により、私は一夜明けても元気がなかったと思います。「ジョンデのソロがない…ジョンデのソロがない2日目…」と口走り、妹には白い目で見られました。ふだんは相当切り替えの早い、引きずらないタイプなんですけどね。ジョンデに関しては割り切れませんでした(重い愛)。

 

 

ほほう、昨夜のショックを引きずっているジョンデの女は、私だけではないぞ…

 

そう確証を得て、なぜか少し元気になり、この日はかなり早めにドームに向かいました。ソロが聴けないなら、ジョンデがステージにいる15分ぐらいの、その短時間に集中するしかないじゃない!そう心に決め、闘志を燃やすオタク。何より、2日連続でジョンデに会える!そう思うと、悲しみはすぐには消えなくても、生きる勇気が湧いて来ました。心の傷を癒してくれるのは、やはり推しです(いちいち大袈裟ですが、わりと本気です)。

 

それに、確かに私は毎日飽きもせず「ジョンデすきすき」と言っているものの、SMのアーティストはみんな好きなんです。音楽的センスも最高だし、この会社に対して色々物申したいことはあっても、結局ソフトパワーが強すぎて、実際エンターテイメントとしては最強じゃないですか…くそう、えっせむの思う壺…(文句を言いながらお財布を開くスタイル)。ま、せっかく行くなら楽しまないとね。

 

この日、メインステージはかなり見やすい席でした。花道の右側なので、Tempoのジョンデは前日より見にくい可能性があるなと思いましたが、これならばGravityで花道を歩く姿も良く見えそうだなと感じました(判断基準が全てジョンデです、あしからず…)。もちろん、メインステージで歌う他のアーティストも楽しみ。BoAちゃんは全てメインステージでのパフォーマンスでしたし、f(x)も2曲やるはず、テミン様のFamousもそうだったな…なんて考えると、わくわくしてきました。単純!

 

 

  

2日目/そこに、クリスタルのいる世界 

 

 

この日もf(x)は最高でした。初日はただただ興奮しすぎて、私も妹も「何が何やら状態」だったのですが、2日目は初日よりは多少落ち着いて観ることができました。

 

何といっても、クリスタル。

 

会場の熱狂の中で、彼女のひんやりとした独特の美しさに、私はただただ圧倒されました。一つ一つの動きや視線の配り方、はっきりと特徴のある声…なんでしょう、すごく歌唱力があるかと言われたら、あの事務所にはもっと歌の上手い人はたくさんいますよね。でも、パッと聴いて「クリスタルだ」とわかるって、それは歌手として一つの財産だと思います(BoAちゃんもそうですよね、何を歌っていても「BoAちゃんだ」とすぐにわかる、魅力的な声の持ち主です)。

 

そこに広がっていたのは確かに「クリスタルのいる世界」で、この存在感が多くの人に「彼女は唯一無二」と言わせるのだなと、深く納得しました。もちろん、f(x)は個々のメンバーに素晴らしい個性があって、私はそれぞれ大好きなんですが、あのステージを見てしまうと、「そこにクリスタルがいること」の威力に、ただただひれ伏すしかなかったんです。

 

個人的には、4 wallsはK-POP史上に輝く名曲だと思っています。あの曲と、あの美しい振付。この曲のコリオグラファーは、私の大好きなカイル・ハナガミ*1!本当に幻想的で美しくて、このまま永遠に時が止まって欲しい、そう思うぐらい素晴らしい瞬間でした。

 


f(x)(에프엑스) - "4Walls" Comeback stage M COUNTDOWN 151029 EP.449

 

まったく古びないこの世界観…唯一無二という言葉がこれほど似合うグループが他にあるだろうか…

 

f(x)はデビュー10年なので、ちょうど契約更新の時期ですよね。SMTOWNでのあの熱狂を見れば、彼女たちのカムバを待っている人がどれだけいるか、誰の目にも明らかだと思いますが…どういう未来が待っているとしても、彼女たちに幸せでいて欲しいし、この先も光を浴びて、たくさんの人に幸せを分け与えて欲しいなと、心から思いました。今回あの場にいられて、本当に幸せでした。

 

 

 

2日目/ジョンデがいれば、それだけで

 

 

 

この日の気合い…!3曲に全力投球しようと、とにかく気合いを入れていたので、始まる前から汗をかいていました、私(だいぶ気持ち悪くてごめんなさい)。

 

コンサートでは「推しにロックオン」派です。やはりセンステは見辛い位置取りではありましたが、双眼鏡でジョンデの頭を視界に入れつつ、ジョンデがカメラに抜かれると思しきタイミングで振り返り、モニターを見るという、忙しない鑑賞方法で乗り切りました。

 

この日のジョンデはビジュアルも美しくて、モニターに映るたびに「ヒッ」となりました。あまりに集中していたので、たぶん息も止まっていたと思います、私。

 

 

そう、実は花道の横に来て初めて気付いたんですが、メインステージから降りる数メートル、かなりの傾斜がついていました。おそらくヒールであの傾斜を歩くのは、かなり怖いと思います。EXOはGravityの中でステージを移動していて、まるでランウェイのようでとっても素敵でしたが、曲の中なのでみんなまっすぐ前を向いて歩いていて、「ああ、横顔…美…」と思っているうちに、あっという間に去って行ってしまいました(悲)

 

Love Shotは前日に続いて後ろから見ていましたが、この時の会場の興奮、すごかった…私ももちろん興奮していましたが、地蔵のように固まったまま首だけを動かしてジョンデの背中を必死に追いかける私に対して、周りの方達はもれなく叫び声を上げていました。何と言っても、最後のカイくんの「にやり」の罪作りなこと…あれでいったい何人のペンが天に召されたことでしょう…

 

2日目は進行に余裕があったのか、メントの時にはマジカルサーカスDVDの告知もありました。頑張って喋るベッキョンを見つめるジョンデの顔がとっても優しくて、それだけで幸せ…こんなに優しい顔もできるのに、パフォーマンス中は地獄から来た使者のように私の呼吸を奪うなんて、本当にもう…罪な男…好き…好き…

 

言い出すとまた好き好きループに入ってしまうので、EXOの話はいったん終わりますね…

 

 

 

2日目/スジュ先輩の貫禄

 

前日の夜、スジュ先輩の提供してくれる最高のエンターテイメントにテンションが上がる傍ら、「ジョンデソロがない…ジョンデソロがない…」という思いにより、100%の集中が出来なかったことを後悔していた私。この日は全力で楽しむ気まんまんでした。

 

スジュ先輩、最高にエンターテイナーですね。みんなが口ずさめる歌を持っているところも強いし、日本語MCも面白い。裏世界の若頭のようなシウォンさんがセンターに立ってずんずん歩いて来ると、その迫力に「ひええええええ」と震え上がりました。しかし私が彼らの真価を思い知らされたのは、実は3日目でした。この話は、また後ほど。

 


SUPER JUNIOR 슈퍼주니어 '쏘리 쏘리 (SORRY, SORRY)' MV

 

みんな大好きソリソリも、ヨンジン先生なんですよね…なんと多才な人であろう…

 

 

最後、この日も私の目線はジョンデにロックオンだったので、周りの状況が全然わかっていなかったんですが、ジョンデってこういうとき本当に冷静で好きです。メインステージに向かって花道を戻るとき、ちょっとこっちを…見てくれたような…気が…する(そう思わせてください)…

 

 

 この日は心の準備をしていたので、やりきった感がありました。完全燃焼…!

 

 

 

3日目/やっぱり観たい

 

この日は元々チケットは取っておらず、朝から普通に仕事でした。夕方17時から、千葉県内でアポ。開演は18時。開演には間に合わないにしても、EXOには間に合うんじゃない?…そう思ったら、どうしても行きたくなって来ました。諸先輩方の「推しは推せる時に」という金言が脳裏によぎり、妹にも「今日も行こうかな?」とLINEしたら、「行けるなら絶対に行った方がいい」と背中を押され、チケットを探し始めたのはお昼過ぎでした。

 

色々な方のご協力もあって(本当にありがとうございました!)、チケットをお譲り頂けたのは、アポの前、16:50頃。本当にラッキーです。

 

ちなみにこの日最大の悔いは、f(x)を見逃したこと。これは運気調整だと考えるしかありませんね…ドームに入ったら、ちょうど4 wallsが流れていたんです。ああ、この先いつこれを観られるだろうと思いながら、必死にドームの階段を上ってました、私。

 

 

 

3日目/2階席から見えたもの

 

この日の座席は、2階席でした。譲ってくださった方は「遠い席ですが…」と仰っていましたが、ありがたいことにステージのほぼ正面だったんてす!なので、演出もよく見えて、アーティストの移動や動線がよくわかって、私にとっては非常にありがたい席でした。

 

視覚的な効果ももちろんですが、何より違いを感じたのは、音響でした。少し上から聴くと、音がずいぶん立体的になるんだなと…アリーナは全体に音量が大きくて、正直なところ、それぞれのアーティストの声量の違いというのは、そんなにわからなかったんです。でもこの日、私は改めて、ジョンデの声がすごく「抜ける」というのを痛感しました。

 

 

この「抜ける」という感覚、説明するのが難しいのですが、明瞭で発声がクリアで、声そのものにエッジがあって、音の中に埋没しない、というイメージでしょうか。ジョンデの声は、音程の高低に関わらず、どんな音の中でもはっきり聴こえるんです。大箱映えする声なのだと思います。

 

EXOの中で言えば、ベッキョンもジョンデに劣らず声量があると思うんですが、彼の声は少しハスキーで、ざらつきがありますよね。私はベッキョンの中低音もたまらなく色気があると思っているので、どっちが良い悪いという話ではないのですが、やはりジョンデのような「抜けのいい」声の人*2に惹かれるのだと思いました。

 

EXOのパフォーマンスも、違った視点から見られて、すごく楽しめました。何せ無計画に来てしまったので、双眼鏡もなく、肉眼でジョンデを追うことしかできなかったのですが、正面から見ると全体のフォーメーションがよくわかる…!

 

改めて、これだけの動きをこなしながら、ブレなく歌い続けられるEXOちゃんたち、超人だと思いました。そういう訓練を積んでいると言われればそれまでですが、人数が減って動きも変わっているだろうに、この準備を思うと…本当に立派だしプロだなあと。そして全体の動きの中で見ると、カイくんのダンスって、どこにいてもそこがセンターになっちゃうんだなと感心しました(何せ1日目と2日目は全く見る余裕がなかった…)。

 

ああ、単コンが楽しみ(当たる…きっと当たる…信じれば通ず…)。

 

 

 

3日目/すごいぜ、スジュ先輩

 

この日思い知ったのが、スジュ先輩の恐ろしいまでの実力でした。

 

 

エルプの方からすれば当然のことなのかもしれませんが、あの人数で、30代になって、あのパフォーマンスができるって、私にとっては驚愕でした。同世代、東方神起のお二人も超人だと思いますが、スジュ先輩は大所帯ですし、また別の迫力があるんですね…

 

何より、彼らの「みんな揃ったよ!楽しいよ!」という空気がこちらにもびんびん伝わってきて、見ているこちらまで自然と楽しくなってしまう。オーディエンスを巻き込む力に関しては、さすがの一言だなと思いました。これが場数を踏んだ貫禄でしょうか。まあ、元々のご本人たちのキャラもあるのかもしれませんが…(笑)

 

この後、東方神起先輩のご登場。Truthもウンミョンも、今の彼らの年齢に良く合う曲で、私はとても好きです。あの日本語曲だけはどうしても苦手(ごめんなさいね…)なんですが、Miroticはやっぱり上がる〜!

 

 

張り切って走るチャニョルくんや、最後までみんなに手を降り続けるカイちゃんにも愛しさは溢れますが、最後まで優しい笑顔でみんなに手を振って、終わったらすたすたと引っ込んで行くジョンデ…うう…私はあなたのそういうところが好きなのよ…

 

 

 

 

 

猛烈な勢いでざーっと書いてしまいました。テミンちゃんの話とか、衣装の話とか、BoAちゃんの素晴らしさとか、上から見たジョンデがとっても素敵だったとか、そういえばスホ様が王族のようにお手振りに来てくれたとか、書きたいことがたくさんあったはずなんですが、週末で脳みそも疲労気味なので、また時間が取れるタイミングで加筆しようと思います(…するのか?)。

 

明日はいよいよ単コンの抽選発表ですね…どきどき…

 

*1:EXO-CBXのHey Mamaや、Red VelvetのRed Flavorやピカブーなども彼の作品。私は彼がつけるコリオの手の動きが優美で好きです。

*2:例えば、スジュで言えばリョウクさんだと思います。NCTなら圧倒的にドヨン。テイルくんやジェヒョンも上手ですが、彼らの声はもっとざらっとした声ですもんね(こういう声は、それはそれで凄くセクシーで素敵なんですが…)。レドベルの中だと断然ジョイちゃんの声だと思います。