【#5 EXplOration】宮城(12/20〜22)各メンバー編

予想通り、年を跨いでしまいました。明けましておめでとうございます(遅)。今年も健康に気をつけてほどほどに副業(=仕事)をこなし、順調に本業(=オタ活)に狂っていく所存です。

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さて、既に今更感が酷いのですが、宮城3日間の感想、各メンバー編です。いつもの如く、分量にだいぶ偏りがあります。みんな大好きなんですよ…ただジョンデのことが好きすぎるだけ…

 

そして例によって馬鹿みたいに長いので、気になるメンバーのところだけ、目次から飛んでいただければと思います…(めちゃ小声)

 

 ★全体編はこちら

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すほちゃん/聖母マリアだった

今回、すほちゃんがとってもよく来てくれたんです。何が素晴らしいって、すほちゃんがファンを見る眼差し!慈愛と気品に満ちた眼差しで、本当に客席の端から端まで見てくれるすほちゃん…私は皇族や王族の方にお目にかかったことはありませんが、ああいうやんごとなき生まれの方たちがお手振りをする時って、こんな感じなのでは?と思う気高さでした。いや、むしろ高貴を通り越して聖母マリア様。それぐらい愛に満ちていた。

 

多分あの場にいたアリーナの観客全員、「すほちゃんはちゃんとこっちを見てくれている」という、確実な満足感を持ち帰っているのではないでしょうか。「僕も見てますよ」という言葉に確信が持てる眼差しで、本当に凄い人だなと感動しました。

 

そしてソロ。正直私はすほちゃんには脱いで頂きたくない派ですが(ご本人がしっかり体づくりをしてファンを喜ばせようと準備してくれているのが伝わってくるだけに、こんなことは言うべきではないのかもしれませんが…あんな白肌をむき出しにしちゃだめよ!誰か!早く姫様を隠して!!と叫びたくなる…)、脱ぐまでの演出、真正面から見るとすごく美しい!!特にこれは引きで見た2日目が素晴らしかったです。光の中にすほちゃんが浮いているみたいで、ああ本当に天からの御使い!と思いました。途中背景が白と黒の2色になるところは、ブロードウェイのミュージカルのよう。シルエットが美しかったな…歌とダンスも、彼の透明感と品のある声やスタイルにすごく合っていますよね。Been Throughは元々好きな曲ですが、彼1人の声で歌うと、また全然違うテイストになるなと思いました。今までのソロの中で一番好きです。

 

何よりソロだけではなく全体のパフォーマンスを見ていても歌もダンスも本当に上達したんだなと…ちょっとリズムに前のめりになりがちだったのに、今回は見事にそんなこともなく、とても安定感がありました。彼がこれまで費やしてきた時間や努力を考えると、それだけで泣ける。

 

あと、注目ポイントはFalling For Youの登場シーンでした。キックボードに乗る姿の低速ぶりとぎこちなさに、この時ばかりは私もジョンデではなくすほちゃんに視線がロックオンしてしまいます。すほちゃん気をつけて!転ばないで!と、そればかり祈ってしまう。やんごとなき方はキックボードに乗らなくてもいいんじゃないでしょうか…一人だけ駕籠に乗って登場したって、誰も文句は言わないと思うけどな(個人の意見です)。

 

 

ベッキョン/いつだって天才アイドル

いやあ…もう重々承知していたんですが、この方はやっぱり天才アイドルですよね。抜群の歌のうまさ、華やかさ、人を惹きつける表情、メントでの機転…こういうものを目のあたりにするにつけ、EXOにベッキョンがいて良かったと思わずにはいられません。

 

初日、私は少し「あれ?べっちゃんあんまり体調良くないのかな?」と感じました。普段と比べると、少し不安定な印象を受けたんです。ハードスケジュールが続いているし、お疲れも溜まってるんじゃないかなぁと(そんなふうに心配されるのは彼の本意ではないと思いますが)…でもやっぱり、決めるところで完璧に決めてくるところがさすがでした。お顔も歌声も、本当にこの人は見られることの天才。体力的にはどんどんきつくなるだろうに、2日目、3日目とだんだん元気になっていったように思うんですが、それはきっと、彼自身が観客からエネルギーを吸収しているからのような気がします。まさにステージの申し子(と、言いたい人が何人もいるグループなわけですが…ベッキョンはずば抜けてその印象が強いです)

 

天才と言えば、ベッキョンはコミュニケーションのセンスも抜群ですよね。母国語ではない言語なのに、咄嗟に出てくる言葉のチョイスが本当に冴えてる。EXOちゃんは良くも悪くもおっとりしているので、ベッキョンの果たす役割がどれほど大きいか…メント中は相変わらずおちゃらけております。宮城3日間はチャニョルちゃんと引き離されていましたが。

 

2日目はバクステに近い位置だったので、UN Villageがよく見えました。まさかあのタイミング(ローリンローリンの前)でステージがあんな風にせりあがっていたとはね…!私はこれを見るといつも、ステージ上のべくちゃんがすごく中性的に見えるんですよね。セクシーな振り付けのはずなのに、私の目にはべくちゃんは性別を超越した天才エンターテイナーに映ります。この曲はライブで歌うのが難しそうな曲ですが、さすがの安定感と聴かせどころを心得た歌い方、いつもただただ職人芸を見る思いで眺めています。そういえばOasisでのrunも凄かったなあ…ベッキョンの売りは、ああいう自由自在、伸縮自在な声ですよね。SuperMでの活動も経て、更にステージでの存在感が高まっているように思いました。

 

 

ジョンデ/全てをなぎ倒す美と声

今回は箱の小ささと席運の良さのおかげで、間近で見るEXOちゃんに、「うわ、人間だ…実在する人間だ…」と思うと同時に、彼らのこの世のものとは思えぬ美しさに頭が真っ白になりました。美の持つ力はすごい。私のような言語過多な女からも言葉を奪ってしまうんですから。ジョンデの前髪のことなんて、まっっっったく気になりません*1。前髪があろうがなかろうが、ジョンデは美人!美しすぎて額縁(前髪)のことなんて目に入らないから!!むしろ前髪がないことで額から鼻にかけての立体的なラインが剥き出しになって、びっくりするぐらい美。完全になぎ倒されました。

 

 

何度でも言いますが、実物のジョンデは写真や映像で見るのとは比較にならないぐらい美しいんです*2!前髪の悪口言ってごめんなさい!お顔がいいから全然気にならないわ!!知ってたけど!知ってたけどね!こんな距離で見たら動揺しちゃう!!

 
ジョンデって、細いけれど骨格のしっかりした、男っぽい体型なんですよね。筋肉にもハリがあって、お肌もツヤツヤで、その体が汗に濡れるのが恐ろしく艶っぽい。男の人にこんなに艶っぽさを感じたことは、今までないかもしれません。あの艶っぽさ、昔よくお見かけした祇園の売れっ子芸者さんを思い出しました。芸事に励み、人の視線を浴び続けることで磨き抜かれた艶です。踊るその肉体が放つお色気がすごすぎて、死ぬかと思いました、本当に。でも考えてみれば、大阪や横浜の距離ですら死にかけたんですから、こうなることは必然ですよね…


(言語を失ったんじゃなかったのか…?めちゃ興奮して語り出すやないか…)


でも何より、歌声です。宮城の3日間も、抜群の安定感でした。ジョンデが歌うと、空気がびりびり震えるような気がしますが、そう思うのは私がジョンデ狂いだからかな…いや、たぶんそんなことはない…本当にスコーンとよく抜ける声です。ジョンデはおそらく、箱のサイズとその日の音響に合わせて、ある程度自分で出力を調整しているのでは?ご本人は以前「EXOの中で歌う時にはバランスを考えている」という主旨のことを言っていたと記憶しているのですが、もともとの出力が大きい(声量がある)ので、あれほど踊りながら歌っていても、余裕を感じさせるんですよね…信じられない体力と肺活量だと思います。ピッチも狂わない。特にWaitなんかは生で歌うのが難しそうな曲ですが、3日間通じてジョンデはすごく安定してましたね…さすがです。 


そして光の中で聴くソロ、Lights Outは本当に神聖で、「ああ、この人の歌は『祈り』だな」とまた思いました。ずっと目を瞑って歌うジョンデを見ていると、すごく集中していることがよくわかって、こちらも自然に歌の世界に引き込まれます。あの瞬間だけは会場が水を打ったように静かになって、終わった後にはさざなみのように感嘆のため息と拍手が広がるのが、私はとても好きです。これこそ歌の力。終わるといつも心が震えて、この歌をたくさんの人に聴いて欲しいなと思ってしまいます(勝手に広報係を買って出たくなる!だって、本当に生で聴く方が上手なんだもん…)。

 

メントでは、やっぱりEXOの中でのジョンデはあくまで「EXOのチェン」なんですよね。まじめ担当だし、そんなにたくさん喋りません。今年はソロ活のおかげで、一人でたくさんお話してくれるジョンデを見てきたので、「そうだった、EXOの時のジョンデってこんな感じだったわ!」と、ふと我に返るというか。でも、その短い言葉の中にもジョンデの真摯な姿勢やファンへの思いやりが感じられて、やっぱりすごく好きです。皆さんシャトルバスに乗って帰るんですよね?とか、隣の方と仲良くなってくださいとか、ジョンデのお話の根底にあるのは、やっぱりクリスチャンらしい隣人愛だなと思うことがしばしばあります。

 


メンバーが喋っている時はだいたい真剣なお顔でじっとしているジョンデですが、たまにベッキョンが話しかけたりちょっかいをかけると、すごく優しい顔で笑ったり、くしゃくしゃの笑顔を見せてくれるんですよね…べくちゃんグッジョブ。ジョンデをあんなふうに笑わせるのは、やっぱりいつもべくちゃんだよね〜。

 

 

チャニョルちゃん/あなたこそ天使

見れば見るほど、知れば知るほど好きになるチャニョルちゃん。ここで突然告白しますが、私は彼のことが相当好きなようです。あの声にあの顔、一生懸命日本語で語りかけてくれるあの姿勢。あんなに何もかもに全力を尽くしてくれる姿を見たら、好きにならずにはいられません。

 

基本的に視線がジョンデにロックオン気味の私ですが、チャニョルちゃんが近づいてくると、あまりの美しさに一瞬目が眩みます。大袈裟と思われるかもしれませんが、本当に目が眩むし、何ならよろめいてます。正直に申し上げますと、私は3曲目のGravityまで、ほぼジョンデしか目に入っていません。が、この曲でセンターステージに移動してからのチャニョルちゃんパートで、「ひいいい!チャニョルちゃんかっこいいいいい!!」と、私の目はついにジョンデから離れました(3日連続)。本当に良い声だし上手なラップですよね…!私はEXOちゃんたちが曲の中で花道を移動していくのが最高に華やかで大好きなんですが、特にOverdoseでチャニョルちゃんがラップしながらメインステージに帰っていくところ…そもそもあのパート自体大好きなのに、あんなふうに練り歩かれた日にはもう…ねえ?しゃがみ込んで優しくお顔でお手振りをしてくれるのももちろん素敵ですが、眉間に皺を寄せて大股に歩き去るのも最高。Monsterもすごくかっこよかったし、個人的にはBad Dreamのパフォーマンスもとても好き。

 

SCのステージでは、What a lifeとCloser to youを披露してくれました。どちらも大好き〜!二人のあの「何をしても隠しきれない育ちの良さと優雅さ」によく合う曲ですよね。終わった後のセフンちゃんとの掛け合いも可愛くて大好きです。メントでは初日こそ「ああ、久しぶりだから日本語忘れてる」と言っていましたが、結局3日間殆ど日本語で話してくれていましたね。メンバーへのサポートも的確で、本当にすごいなと…ああいう姿勢を見せてくれるだけでも、ファンはすごく嬉しいですよね。今後も語り継がれるであろう「EMT(EXO-Lまじ天使)」という略語を披露してくれたチャニョルちゃんですが、どう見たって天使はあなたですから!

 

 

カイくん/すごいものを見た

稀代の踊り子、キムカイ様。Twitterでは何度も言っているような気がしますが、私はカイくんのダンスには、もはや神聖なものすら感じます。神様が降りてきて踊っているような、そんな印象を受けるんです。同時に素晴らしいアートでもある。自分の肉体一つでこれだけの表現ができるカイくんは、本当にすごいダンサーなのだと思います。

 

そんなカイくんのソロはメインステージだったので、初日にすごく近くで見ることができました。この3日間の思い出は山ほどありますが、この距離でのConfessionは間違いなく5本の指に入る強烈な印象でした。躍動する肉体!人間の肉体って、こんな可能性を秘めてるんだ…と、ただただお口をあんぐり開けて見つめてしまうと同時に、自分の中にある原始的な感覚が揺り動かされました…気付いたら叫んでたし。舞台に立つべくして立っている人だなあ、本当に。ジョンデの歌に対してもよくそう思うんですが、カイくんの命が舞台上で燃えているのが目に見えるようでした。あんな素敵なステージを見せてくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。個人的にはカイくんが歌うOoh La La Laがすごく好き。彼の声によく合う曲だし、「僕を許して」の振り付けも、カイくんが踊るとセクシーなのに高潔だなと思います。

 

そして、あんなソロを見せてくれる一方で、カイくんが観客を見つめるお顔の優しいこと…!大人になってから、あんな慈愛に満ちた目で誰かに見つめられること、あります?私はないです(きっぱり)。本当に天からの使者様としか思えません。

 

 

お話してくれる言葉も、一つ一つが愛と優しさに満ちているんですよね。この後行われたソウルでのアンコン最終日で泣きじゃくっていた様子を思い返してみても、本当にピュアで素敵な心の持ち主だなぁと…世の中のほとんどの人って、多少なりとも自分を繕ったり、よく見せようとするところがあると思うんですが、(EXOちゃんみんなそうですが、特に)カイくんからはそういうところが一切感じられない。彼が素直に胸のうちをさらけ出して、ファンに思いを伝えようとしてくれているのがよくわかって、私はカイくんが喋っているのを聞くだけで涙腺が緩みます。

 

 

セフンちゃん/マンネ様に全面降伏

いつでも飄々としてクールで、喋ると無限に愛らしく、ヒョンたち含め会場にいる全員を保護者にしてしまう最強マンネ、オセフン様。あんなに立派な体格の成人男性で、お顔立ちもシュッと涼やかだというのに、あの白玉感は何なのでしょう。相変わらずふにゃりと笑いつつも、会場全体を瞬く間に掌握してしまうあのトーク術…あの賢さを目の当たりにすると、セフンちゃんと呼ぶのが申し訳なくなるんですが、でもやっぱりお顔を見るとふにゃふにゃ赤ちゃん…そりゃあヒョンたちも一生懸命話聞くよね!?

 

かと思えば、あのDamageでのソロダンスみたいなパフォーマンスを見せてくれるわけですから…セフンちゃんのダンスには、カイくんとはまた違った魅力がありますよね。前回の記事にも書きましたが、セフンちゃんのダンスからは、少しも力みのない、都会的で洗練された印象を受けます。またあの正装風な衣装で踊るのが素敵ですよね…気がついたら力の限り「おーせーふん!おーせーふん!」と叫んでいました。SCでのパフォーマンスも伸び伸びとしていてとても良かったし、個人的にはMonsterでのラップパートがすごく好きなんですよね…かっこよかったよセフンちゃん…!!

 

ところで彼もまた、「写真で見るより実物の方がはるかに美しい人」の典型ではないでしょうか。あの美しい目元やお顔の立体感、何を着てもさまになるスタイリッシュな立ち姿。特にチャニョルちゃんと並んだ時のあの「全く違う種類の完璧なイケメン」が出てきた感じ、見るたびに平伏したくなります。お互いにお互いのお顔を見て、目が眩んだりしないのかしら…しないよね、もう慣れてるんだよね…改めてすごい世界だな!

 

そうそう、今回もセフンちゃんと通訳さんとの対決が面白かった。「これは訳さなくていいです」というセフンちゃんの発言を、すかさず訳してくれる根本さん…いつも愛ある通訳をありがとうございます。セフンちゃんの言葉もまた、カイくんとはまた違った愛と思いやりに満ちているなあと思います。私はセフンちゃんが躊躇いなく韓国語で話し始める様子が大好きなんですよね。もちろんいつもと違う日本語を披露してくれると「セフンちゃん!ありがとう!がんばったね!」と保護者感丸出しになるわけですが、セフンちゃんにはいつまでもクールでマイペースにお喋りしていて欲しいなと思う次第です。

 

 

 

…というわけで、6人分の感想、またしてもすごく長くなってしまいました…もはや人様にお読み頂くという前提の文章ではございません。もしここまで辿り着いてくださった方がいらしたら、本当にありがとうございます。

 

この後ソウルのアンコンにも行って、大晦日にはVliveでの中継も見て…書きたいことは募るばかりなんですが、ぼちぼち更新していきたいと思います。

 

 

 

*1:ジョンデの前髪に特に興味のない方にご説明差し上げますと、宮城の前週、マレーシアの公演で、ジョンデの前髪はまたも大幅に刈り込まれていました。今回は歴代級の毟られぶりでしたので、Twitterのタイムラインは悲嘆の嵐でした。

*2:これは私がジョンデ狂いだからではなく、他ペンの子や世界中の人たちがコンサート後に口を揃えて言ってるぐらいだから間違いないと思います。現代科学はジョンデの美に追いついていないからね!科学の発展に期待する!